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2019.09.04

全国初の障がい者eスポーツ大会 ボランティアを終えて


これだけインターネットが普及している現代でもやはり日常や人生を彩るのは人との触れ合いなんだな。と、
つくづく感じた数日間だった。
今までボランティアに参加しようと考えたことなど一度もなかったが、参加しようと思ったのはやはり起業
したからなんだろう。
「起業したからボランティア」
文字にすると矛盾しているようにも感じるが、まあいい。

群馬県高崎市で全国初の障がい者eスポーツが開催されるという記事を見て驚いた。
自分がこれからやりたい事の1つにある福祉とゲームのコラボレーションが早くも実現される。

暫くするとツイッターに大会のボランティア要員募集の告知が出ているのを見て、
これからやりたいことの手伝いが出来る、人の助けにもなる、勉強にもなる、新たな出会いも
あるだろうし、新たな発見もあるだろう。
ちょっと打算的な部分はあるが、大きな価値を感じたし誰かに迷惑をかける訳でもないんだから問題はない。
迷わず参加することに決めた。

大会を数日後に控えたある日にボランティア参加をツイッターに投稿すると、大会選手の方から
「ありがとうございます」とリツイートをしてくれた人がいて、しかも会場で会えたら話したいとも
言ってくれた。
大会の数日前にツイッターでやりとりをしている時には彼がチーム「ウォールブレイカーズ」の
リーダーになり見事優勝するとはさすがに予想出来なかったな。

ウォールブレイカーズの皆さん優勝おめでとう!
決勝戦直前にインタビューに応じてくれたGreenBird さん。どうもありがとう!

私はと言えば、まず最初に来場した選手を控室に案内する。という役割を与えられた。
大会開始前の控室では、選手達の空気は緊張もあってかどこか重い雰囲気もあったが、大会も進み
時間の経過と共にみるみる打ち解けていた。
オフラインでの大会だからこその出会いがあり楽しかったと話す選手がいた。
主催者側はビジネスの意図が多く含まれるだろうが、選手からすればそんな事はどうでもいいはず。
楽しければそれでいいのだ。

話はまた大会数日前に戻るが、面白い事にPS4で一緒に遊んでいたフレンドから私もボランティアに
参加しようと思っていましたとのメッセージがきた。
現地で落ち合うこととなり、さらに群馬在住のフレンドともボランティア後の夜に会える事となった。
2人ともゲーム内で話すことはあったが、会ったことはない。
そうそう、その内の1人はグーニーズラジオで1度話を聞かせてくれた「ヤーブロッコ」さん。ヤーボさんだ。
もう1人も今度ラジオで話を聞かせてくれると言っていた。
会話も弾み深夜まで仲良く3人で酒を飲み、かなり楽しい夜だった。

2人とも本当にどうもありがとう!

共通の趣味や生き甲斐を持つ健常者が出会った時よりも、そこに何らかの障害を持つ者同士が出会い、
気が合った時の方が喜びが倍増するように思えた。
「健常者同士」という事で共感することは無い。だが、「障がい者同士」という要素が加わる事で
より深く共感する部分が多くあるのではないいだろうか。
機会があればそのあたりの話も聞いてみようと思う。

「障がい者」と聞くと、どうしてもネガティブな方に考えがちだが、彼らからはそんな様子は
微塵も感じられなかった。それならば我々も必要以上に気にすることはない。
なんてことは無く、普通に振舞えばいいだろう。

最後に、このような経験をする機会を与えてくださった

「株式会社ワンライフ」さん

心より感謝いたします。

大会の様子はこちら/YOUTUBE GOONIES GAMES